科名:キク科
場所:大池周辺園路、花木園
メキシコから中央アメリカの山地に約30種類が知られる半耐寒性の球根植物です。
多様な園芸品種が作出されており、蜻蛉池公園の管理事務所近くの園路沿いや、花木園入口付近をカラフルに彩ってくれています。
科名:アカネ科
場所:花木園、園内各所
梅雨の中頃~終わりに径6cm前後の純白の花を開きます。花は甘い芳香を強く放ちます。花びらは肉厚で、時間の経過とともに黄色っぽくなります。
この時期花木園全体に甘い香りを漂わせています。
科名:アオイ科
場所:花木園
中国などの東アジアを原産とする落葉樹。世界中の温帯で広く育てられ、日本では江戸時代から多くの品種が作られています。
花弁は五弁の一重、八重、半八重咲きがあり、色はピンク、白、紅紫、水色などがあります。
科名:マンサク科
場所:花木園
北米原産で、日本には大正時代に渡来し、公園樹や街路樹としてよく植えられています。葉はモミジの葉に似て、秋には美しく紅葉します。
中国原産のフウに似ていますが、アメリカフウの葉は5つに裂けるのに対して、フウは3つに裂けるので簡単に区別できます。花木園内大きなウニのような木の実を探してみて下さい。
科名:キジカクシ科
場所:あじさい園
ギボウシは世界の温帯地域で栽培されている多年草(宿根草)です。日本ではさまざまな野生種が分布し、その生育環境もさまざまです。
古来より観賞用に植えられ、シーボルトがアメリカへ持ち帰って以来欧米で交配がなされ、多くの品種がつくりだされました。
科名:バラ科
場所:バラ園
敬宮愛子内親王殿下のご誕生を祝して名づけられたバラです。蕾から巻いた花弁がひらいていく様子が優雅でとても美しく上品なピンクが素敵なバラです。
バラ園全体に花の数は少なくなっていますが、2番花、3番花が頑張っています。
科名:ヒガンバナ科
場所:バラ園、あじさい園、花木園、園内各所
花が咲く前は、ねぎ坊主のような姿ですが、このねぎ坊主のような部分の皮が破けて花を見せます。
放射線状に咲くアガパンサスは、まるで草木のなかで咲いた大きな花火のようです。日本特有の梅雨時期でも元気いっぱいに育ちます。
科名:マツムシソウ科
場所:管理事務所近く園路花壇
7月~9月に薄紫色の花を咲かせる背丈の高い大型の二年草です。とても特徴的な実で、鉤爪のような棘が無数に生えていて、タワシ位の大きさをしています。
昔、泉州地域で織物工業が盛んな時代に上町あたりでよく栽培され、羅紗(ラシャ・毛織物)をその棘で毛羽立たせ、独特の風合いを出すのに用いられていたそうです。
別名の『ラシャカキグサ』はそこからきています。
見ごろの植物マップ(PDF)はこちらからダウンロードできます