とんぼ池公園

2025.10.01

見ごろの植物【10月上旬~】

植物情報

ヒガンバナ


科名:ヒガンバナ科
場所:第1駐車場水仙郷側信号付近
昔から動物除けの為、水田などの耕作地や人家周辺など人が生活を営む範囲に多く植えられ、人との関わり合いの深い植物です。
地方ごとの呼び名(方言名)が多いのは、古くから身近にあった植物のあらわれです。
今年の暑さでお彼岸を随分過ぎてからの開花となりましたが鮮やかな赤い花は見事です。花が終わる頃になると葉が大きく伸び、そのまま冬を越し春になると葉は枯れ、夏の休眠期に入るのです。
藤棚池にある珍しい白いヒガンバナです。

サルスベリ(矮性)


科名:ミソハギ科
場所:水辺の広場
「百日紅」の別名どおり夏から秋にかけて次々と開花します。
木肌がつるつるした特徴をもち、サルも滑るというたとえからサルスベリといわれています。
水辺の広場では珍しい矮性(わいせい)のものが現在見事に花盛りです。
花木園や園内各所では木立のものをご覧いただけます。

フヨウ


科名:アオイ科
場所:花木園藤棚池前と水仙郷
古くにはフヨウの樹皮は下駄の鼻緒や和紙の補強剤、縄などに加工されて身近な生活用品として使われていました。
10cm以上はある大きな花が咲き、花びらのふわふわとした質感が魅力的です。
暑さにめげず、毎日のように次々と花を咲かせます。

シュウメイギク


科名:キンポウゲ科
場所:あじさい園
中国湖北省を原産とする多年草。花がキクに似るとして名付けられましたが、キクの仲間ではなくアネモネの仲間です。
京都の貴船地方に多いことから「貴船菊(きぶねぎく)」とも呼ばれます。
少しうつむくような蕾、開花時には濃いピンクが映え、派手ではありませんが日本の奥深い秋を感じる花です。

トウテイラン


科名:オオバコ科
場所:あじさい園
京都府・兵庫県・鳥取県の日本海側の海岸や隠岐島に分布し、海岸に生える多年草です。
全体に綿毛に覆われ緑白色に見えます。8~9月に茎の先に紫色の花を密に咲かせます。
和名は花の色が中国の洞庭湖の水の色のように美しいことから付けられました。

タマスダレ


科名:ヒガンバナ科
場所:あじさい園
タマスダレ(玉簾)は別名「レインリリー」と呼ばれ、まとまった雨後に一斉に花茎を伸ばし開花することに由来します。
和名は、純白の宝石のような花を「玉」、細長い葉が集まっている様子を「すだれ」に見立てて付けられたと言われています。

センダン


科名:センダン科
場所:水辺の広場
花も実も美しい! 青空を背景に、たわわにみのる「センダン」の実は小さな梨の実のようです。
薬用植物の一つとしても知られ、果実はしもやけ、樹皮は虫下し、葉は虫除けにするなど、薬用に重宝されていたそうです。

入口花壇


場所:管理事務所手前
第2・第3駐車場から管理事務所へ向かう道中、交差点のすぐ側にある花壇です。たくさんの蝶が飛び交い、ジニアやセンニチコウ、バタフライピー、ローゼル、ケイトウ、ニチニチソウ等々、夏から秋への花々が暑さの中でも元気いっぱいです。


見ごろの植物マップ(PDF)はこちらからダウンロードできます。


FOLLOW US

TOPICS