トウテイラン
場所:あじさい園
京都府・兵庫県・鳥取県の日本海側の海岸や隠岐島に分布し、海岸に生える多年草です。
全体に綿毛に覆われ緑白色に見えます。8~9月に茎の先に紫色の花を密に咲かせます。
和名は花の色が中国の洞庭湖の水の色のように美しいことから付けられました。
オミナエシ
場所:あじさい園
秋の七草のひとつで、鮮やかな黄色の小花を咲かせる背が高めの多年草です。
少し暑さが和らぐ秋の初めに、ススキや野の花と一緒に咲くオミナエシをみると秋の風情を感じる方も多いでしょう。
古くから日本人に愛されてきた野趣あふれる花です。ただいま満開を迎えています。
コムラサキ
場所:水辺の広場
落葉低木で、湿り気の多いところを好み、紫色の実を群がるようにつけます。
6月頃に淡い紫色の花を咲かせます。
秋には大きく美しい紫の実をご覧いただけます。
ヘメロカリス
場所:バラ園五段花壇横
花の形がユリに似ていることと、花が咲いたら一日でしぼんでしまう一日花であることから英名ではDaylily(デイリリー)と呼ばれています。
一日花ではありながら、1本の花茎にたくさんのつぼみをつけてどんどん咲きます。
ムラサキナツフジ
場所:藤棚池周り
台湾~中国南部を原産地とするサッコウフジの中で、特に濃い紫色の花を咲かせるものがムラサキナツフジと呼ばれています。
花や花房はフジに似ますが、花房はフジのように下垂はせず、湾曲し上を向きます。
アメリカノウゼンカズラ
場所:花木園
北米原産の落葉ツル植物。中国原産のノウゼンカズラと似ていますが、全体的に小型で花は一カ所に集まって咲きます。
花筒が長く色は濃い赤色が多いですが、黄色いものもあります。こちらの公園ではこの2色をご覧いただけます。
タマスダレ
場所:あじさい園
タマスダレ(玉簾)は別名「レインリリー」と呼ばれ、まとまった雨後に一斉に花茎を伸ばし開花することに由来します。
和名は、純白の宝石のような花を「玉」、細長い葉が集まっている様子を「すだれ」に見立てて付けられたと言われています。
シュウメイギク
場所:あじさい園
中国湖北省を原産とする多年草。花がキクに似るとして名付けられましたが、キクの仲間ではなくアネモネの仲間です。
京都の貴船地方に多いことから「貴船菊(きぶねぎく)」とも呼ばれます。
少しうつむくような蕾、開花時には濃いピンクが映え、派手ではありませんが日本の奥深い秋を感じる花です。
見ごろの植物マップ(PDF)はこちらからダウンロードできます。

