サルスベリ(矮性)
場所:水辺の広場
「百日紅」の別名どおり夏から秋にかけて次々と開花します。
木肌がつるつるした特徴をもち、サルも滑るというたとえからサルスベリといわれています。
水辺の広場では珍しい矮性(わいせい)のもの、花木園や園内各所では木立のものをご覧いただけます。
ムラサキシキブ
場所:水辺の広場
落葉低木で、湿り気の多いところを好み、紫色の実を群がるようにつけます。
6月頃に淡い紫色の花を咲かせますが、晩秋まで残る美しい紫色の実の方が印象的です。
今年は一段と大きく美しい紫の実をご覧いただけます。
タマスダレ
場所:あじさい園
タマスダレ(玉簾)は別名「レインリリー」と呼ばれ、まとまった雨後に一斉に花茎を伸ばし開花することに由来します。
和名は、純白の宝石のような花を「玉」、細長い葉が集まっている様子を「すだれ」に見立てて付けられたと言われています。
入口花壇
第2・第3駐車場から管理事務所へ向かう道中、交差点のすぐ側にある花壇です。たくさんの蝶が飛び交い、ジニアやセンニチコウ、バタフライピーやローゼル、ケイトウ、ニチニチソウ等々、夏から秋への花々が暑さの中でも元気いっぱいです。
場所:管理事務所前
インド・東南アジア原産のつる性多年草で暑さには大変強いですが、耐寒性が弱いため日本では一年草として扱われます。
花の形を蝶に例えて「チョウマメ」とも呼ばれ、鮮やかな青い花はお茶として煎じると美しい青色のハーブティーになります。
花は半日で萎れてしまいますが、花期の間は次々と開花します。
ハギ
場所:大池園路 園内各所
秋の七草代表格のハギ。実は七草の中で唯一の「木」なのです。低木で高さは2m程度にまで育ちます。
秋には赤い花をつけるので目立ちますが、花がない季節は慣れていないと、なかなか見つけられないかもしれません。
花は蝶型の面白い形をしており、しだれる枝に控えめな感じで咲くところが素敵です。
コスモスの開花状況
場所:大池周辺園路
ヒマワリに代わって登場しました。
まだまだ苗の状態ですが170mにも及ぶ園路を埋め尽くす日を楽しみにお待ちください。
心和むコスモスロードへと、これからの成長を見守って下さいね♪
ムクゲ
場所:花木園
中国などの東アジアを原産とする落葉樹。世界中の温帯で広く育てられ、日本では江戸時代から多くの品種が作られています。
暑さで人や植物が元気のなくなる季節に、次々と大きな花を咲かせる盛夏を彩る代表的な花木です。
木の実
科名:ブナ科
場所:園内各所
縄文時代から食用され、「国の木」が語源とされるほど日本人には馴染みが深く、古事記や万葉集にもその名が登場します。
まん丸の大きなドングリができます。
樹皮から、しみ出す樹液にはカブトムシなどの昆虫がよく集まります。
科名:ブナ科
場所:園内各所
クヌギとともに、平地の雑木林を構成する基本樹種のひとつです。
落葉高木で、落ち葉は豊かな土をつくるもととなり、樹皮から出る樹液が多くの虫さんの命を支えています。絵に描いたような形のドングリができます。里山の生き物の貴重な食糧です。
見ごろの植物マップ(PDF)はこちらからダウンロードできます