とんぼ池公園

2024.07.21

見ごろの植物【7月下旬~】&夏の生き物

植物情報

定期的にお届けしている蜻蛉池公園の「見ごろの植物」。
今回からしばらくの間、夏真っ盛りの夏休み版!ということで、園内の「見ごろの植物&夏の生き物」バージョンでお届けします!この暑さの中でもご覧いただける植物と、蜻蛉池公園の自然の中で暮らす生き物たちをご紹介します。

見ごろの植物

ヒマワリ


科名:キク科
場所:大池周辺園路
いよいよ夏本番!暑い日が続く中、頑張って成長している蜻蛉池公園のヒマワリです。
蕾も膨らみ、少しずつ開花し始めています。
元気がみなぎる大きな黄色い花を、ぜひご覧ください。

ハス


科名:ハス科
場所:藤棚池
梅雨の時期にすっと花茎を出し夏の日差しの中で、とても綺麗で大きな一輪の花を咲かせる姿は、他の花々とは明らかに異質で、神秘を感じる姿です。
雨上がり大きな葉に溜る水滴が風に揺れる風景も素敵です。

スイレン


科名:スイレン科
場所:藤棚池
フランスの画家クロード・モネが愛したスイレン、水中の地下茎から長い茎を伸ばし水面に大きな葉や優しい色合いの花を浮かべます。
園内の花の色は白ですが、他にも黄色、ピンク、赤、紫、青紫、青と様々な色の花があります。

タマアジサイ


科名:アジサイ科
場所:あじさい園
つぼみは球状で、これが名の由来になっており、卵の殻が割れるように開花します。
アジサイの仲間の中では開花は遅く、7月下旬から8月にかけて長い期間開花します。
同属の植物にコアジサイ、ノリウツギ、ガクウツギ、ヤマアジサイ、エゾアジサイがあります。
夏の生き物

ヒラタクワガタ


場所:園内各所
ヒラタとは平べったい体型をしていることから名付けられたものですが、非常に幅広いことにより平たく見えるだけで、実際の体の厚みは全クワガタムシ中でも最も厚い部類です。そしてステキなフォルムをしています。

ニイニイゼミ


場所:園内各所
夏、先頭をきって鳴きはじめる元気なセミです。
梅雨の明けるころ、ヂーヂー鳴く声がどこからか聞こえてきます。
木の肌と同じ体色をして止まっているので見つけるのが非常に難しいセミです。
ぬけがらだけは、全身まんべんなく泥がついています。

トンボ


チョウトンボ
場所:藤棚池
「日本で一番美しいトンボ」といわれるほど、きれいなトンボです。
キラキラ光る紫色のハネが、見る角度で色が変わる「構造(こうぞう)色」のハネが、美しすぎて本当にきれいなんです。
飛び方も優雅(ゆうが)で、トンボというよりチョウみたいにヒラヒラ飛びます。
ショウジョウトンボ
場所:藤棚池
翅(はね)を除く全身が真っ赤なショウジョウトンボ。
真っ赤になるのはオスで、メスは黄色がかったオレンジ色です。

チョウ


ツマグロヒョウモン
場所:園内各所
翅(はね)の模様がヒョウの体の模様に似ていることと、端を意味する「ツマ」が黒いことが名前の由来です。
幼虫は黒地に赤い線が入った模様で、トゲが生えています。
成長するにつれて食欲が旺盛になり、スミレやその仲間のパンジーなどを一株すべて食べつくしてしまいます。
ナガサキアゲハ
場所:園内各所
近年北上してる美しいナガサキアゲハ、実は生物学者のシーボルトが長崎で発見したチョウなのです。
国内で見られる大型のアゲハチョウの仲間は尾状突起(後ろ翅の飛び出した箇所)を持つものが多いですが、ナガサキアゲハには基本的にはそれがないのが特徴です。

見ごろの植物マップ(PDF)はこちらからダウンロードできます


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