とんぼ池公園

2024.05.21

見ごろの植物【5月下旬~】

植物情報

バラ


科名:バラ科
場所:バラ園
「花の女王」と表現されるバラ(薔薇)は、ヨーロッパからアジアまで北半球に広く分布する植物です。春バラは華やかな色合いのものが目立ちます。

「プリンセスアイコ」
敬宮愛子内親王殿下のご誕生を祝して名づけられた優雅でとても美しいバラです。
「アンネフランク」
平和を願う日記を綴り続けたアンネフランクを偲ぶメモリアルローズです。

ヒペリカム


科名:オトギリソウ科
場所:スポーツハウス周り 園内各所
世界に広く約460種が分布します。
熱帯低地や砂漠、極地を除けば、ほぼ世界中に野生種が分布する巨大な植物群です。
その形態は一年草から多年草、低木まで多岐に渡りますが、観賞用として栽培されるのは、園内にもある美しい花を咲かせる低木です。

スイカズラ


科名:スイカズラ科
場所:スポーツハウス周り 園内各所
咲き始めは白く徐々に黄色に変わり甘くさわやかな、なんとも惹かれる香りを放ちます。
花の香りは昼よりも夜間の方が強く虫がよく集まります。
とても成長が早く丈夫でワイルドなつる植物です。

ユリ(スカシユリ)


科名:ユリ科
場所:水辺の広場奥
ユリの多くは下向きに咲きますが、スカシユリは上向きに咲くのが大きな特徴です。
花弁の付け根部分が細くなっていて、花の基部が透けて見えることが、名前の由来になっています。
水辺の広場奥の「ユリ」に花がつき始めました。咲き誇る18000球のユリをお楽しみ頂けるのももう少しです。

シモツケ


科名:バラ科
場所:水辺の広場 水仙郷
日本~中国にかけて分布する落葉性の低木です。
シモツケという名前は下野国(しもつけのくに:現在の栃木県)ではじめて見つけられたところに由来します。
ちなみに栃木だけではなく、北海道から九州にかけての山地に幅広く自生している花木です。
紅色の小さな花を枝先にたくさんつけます。

スイレン


科名:スイレン科
場所:藤棚池
フランスの画家クロード・モネが愛したスイレン、水中の地下茎から長い茎を伸ばし水面に大きな葉や優しい色合いの花を浮かべます。
園内の花の色は白ですが、他にも黄色、ピンク、赤、紫、青紫、青と様々な色の花があります。

ホタルブクロ


科名:キキョウ科
場所:あじさい園奥東屋付近
花茎を長く立ち上げ、ベル形の花をうつむくように連ねて咲かせる楚々とした趣がある草花です。
名の由来は、子どもたちが花の中に蛍を入れて遊んでいたことや、提灯(ちょうちん)に似ていることから提灯の古語「火垂る」にちなんだと言われています。

クレナイヤマアジサイ


科名:アジサイ科
場所:あじさい園
その名の通り紅色に色づくヤマアジサイです。装飾花が、初めは白く、段々と紅色に色付きます。
ビロードのような質感と紅色が美しいアジサイです。色の変化と可愛らしさは、夏の鬱陶しい梅雨の時期をも楽しくさせてくれるお花です
2023年度撮影の紅に色づいた頃のものです。

見ごろの植物マップ(PDF)はこちらからダウンロードできます


FOLLOW US