とんぼ池公園

2024.04.20

見ごろの植物【4月下旬~】

植物情報

フジ


科名:マメ科
場所:藤棚池
樹齢が長く、長寿や繁栄の象徴として保護されてきました。万葉集の当時から鑑賞されてきた美しいフジ。白・紫共に開花中です。ニオイフジ(白)は香りの強い白花を咲かせ、早咲きで他のフジよりも先に咲きます。

アイスランドポピー


科名:ケシ科
場所:大池沿い園路
シベリアなどの寒冷地が原産です。別名シベリアヒナゲシとも呼ばれますが、現在は「アイスランドポピー」という呼称が一般的です。
本来は多年草ですが暑さに弱いため、一年草として扱われます。白・黄・橙の花色が大池沿いの園路を明るく彩ります。

ライラック


科名:モクセイ科
場所:スポーツハウス周辺
明治の中頃に日本に渡ってきました。育てやすい木で大正時代あたりから庭木として普及しています。
香りがよく香水の原料にされ、花言葉は「思い出」「初恋の香り」です。甘い香りや花の形がハート型に見えることが、花言葉の由来のようです。

ハナミズキ


科名:ミズキ科
場所:花木園、スポーツハウス周辺
北米原産で別名「アメリカヤマボウシ」とも呼ばれ、アメリカを代表する花のひとつです。春から初夏にかけて白やピンクの美しい花を咲かせます。
ハナミズキ(花水木)の花は、正式には花弁ではなく、葉が変形した総苞(そうほう)です。

ヤマブキ


科名:バラ科
場所:水仙郷
古くから愛でられてきた植物で、万葉集にも多く登場します。少し赤味を帯びた鮮やかな黄色の花は「山吹色(やまぶきいろ)」の色名の由来です。
一重咲きは黒く光沢のある実をつけますが、八重咲きは雌しべが退化しており、実をつけることはありません。

コデマリ


科名:バラ科
場所:水仙郷
小さな白い花を手毬(てまり)のように丸く密集して咲かせます。手毬状の花が枝先にいくつも並び咲き、その重みで枝が枝垂れる姿が優美です。
地植えでの栽培が容易で、庭木や切り花、生け花の花材としても人気です。

シャガ


科名:アヤメ科
場所:あじさい園
冬でも葉の枯れない常緑性の多年草です。
花は短命で一日でしぼんでしまいますが次々と新しい花を咲かせ、根茎を横に伸ばしてどんどん広がっていきます。
複雑な花の形に魅了されるシャガは、あじさい園で群生をご覧いただけます。

シモクレン


科名:モクレン科
場所:花木園
中国原産の落葉樹。一般的にモクレンというと本種を指しますが、白い花を咲かせる「白木蓮(ハクモクレン)」と区別するために花色から「紫木蓮(シモクレン)」と呼ばれます。
大きくなると10m以上の高さにもなるハクモクレンに対し、シモクレンは3~5m程にとどまります。

見ごろの植物マップ(PDF)はこちらからダウンロードできます


FOLLOW US

TOPICS