ウメ
場所:花木園 第一駐車場入口
早春に咲き、お花見の対象としてサクラより長い歴史があります。奈良時代以前に「花」といえばウメを意味し、万葉集にはサクラの倍以上の歌が詠まれています。現代の日本で最も親しまれる果樹の一つでもあり、実は梅干しや梅酒として美味しく頂けます。
クリスマスローズ
科名:キンポウゲ科
場所:あじさい園
本来はクリスマスの頃に開花するヘレボルス・ニゲルを指しますが、他のヘレボルス属とあわせて「クリスマスローズ」と呼ばれます。
中でもヘレボルス・オリエンタリスの交配種は、色も形も様々なものが生み出されています。
スイセン
科名:ヒガンバナ科
場所:水仙郷
地中海沿岸を中心に生息する宿根草で、草丈20~40cm程まで成長します。
当園水仙郷では60,000球以上のスイセンが斜面一面に咲き、素敵な香りを漂わせます。
現在見ごろを迎えており、2月下旬までは美しい花をご覧頂けます。
サザンカ
科名:ツバキ科
場所:花木園 水仙郷
晩秋から咲き続ける花として親しまれるサザンカは日本の固有種です。
ツバキの花とよく似ていますが、花が終わる時にツバキは花の形を残してそのまま落ちるのに対して、
サザンカは花の形を残さず、花びらがばらけて散っていきます。
ロウバイ
科名:ロウバイ科
場所:花木園
中国原産の落葉低木。
蝋(ろう)を塗ったようなつやがある花びらは少し透けていて、花は芳香を漂わせます。
冬の寒い時期に咲く花木として、その香りと共に愛でられてきました。
花の後に葉がつき、初夏頃に実をつけます。
入口花壇
場所:管理事務所手前
第2・第3駐車場から管理事務所へ向かう道中、交差点のすぐ側にある花壇です。
大池沿いの花壇と同じく、明るくカラフルで元気が出る色合いのパンジーやノースポール等が咲き、ご来園される方をお迎えしています。
ヒイラギナンテン
科名:メギ科
場所:スポーツハウス前
葉っぱの形がヒイラギに似ているため、この名前がつきました。
常緑樹ですが、冬から春にかけて紅葉が見られ、6月には青紫色の実ができます。その後、実は次第に熟し、黒紫色になると完熟です。
ハボタン
科名:アブラナ科
場所:スポーツハウス前
キャベツやブロッコリーの仲間ですが、重なり合った葉が牡丹の花のように美しいことから「葉牡丹」と名付けられました。
江戸時代から紅白の色合いがおめでたいとされ、日本のお正月飾りとして親しまれています。
見ごろの植物マップ(PDF)はこちらからダウンロードできます