とんぼ池公園

2024.02.01

見ごろの植物【2月上旬~】

植物情報

ウメ


バラ科
場所:花木園 第一駐車場入口
早春に咲き、お花見の対象としてサクラより長い歴史があります。奈良時代以前に「花」といえばウメを意味し、万葉集にはサクラの倍以上の歌が詠まれています。現代の日本で最も親しまれる果樹の一つでもあり、実は梅干しや梅酒として美味しく頂けます。

クリスマスローズ


科名:キンポウゲ科
場所:あじさい園
本来、「クリスマスローズ」という呼称はクリスマスの頃に開花するヘレボルス・ニゲルだけを指したものですが、
ヘレボルス・オリエンタリスの交配種は、色も形も様々なものが生み出されています。

シュウメイギクの冬の姿


科名:キンポウゲ科
場所:あじさい園
タネをつけた花がら(シードヘッド)は、ふんわりとした白い綿毛のようです。かたまった綿毛が徐々にもこもこと広がり、花が咲いたようになります。綿毛にタネを包むことによって、より遠くまで風で運ばれるようにという植物の生き残り戦略の一つなのです。

スイセン


科名:ヒガンバナ科
場所:水仙郷
地中海沿岸を中心に生息する宿根草で、草丈20~40cm程まで成長します。
当園水仙郷では60,000球以上のスイセンが斜面一面に咲き、素敵な香りを漂わせます。
現在見ごろを迎えており、2月中旬頃までは美しい花をご覧頂けます。

サザンカ


科名:ツバキ科
場所:花木園 水仙郷
晩秋から咲き続ける花として親しまれるサザンカは日本の固有種です。
ツバキの花とよく似ていますが、花が終わる時にツバキは花の形を残してそのまま落ちるのに対して、サザンカは花の形を残さず、花びらがばらけて散っていきます。

ロウバイ


ロウバイ科
場所:花木園
中国原産の落葉低木。
蝋(ろう)を塗ったようなつやがある花びらは少し透けていて、花は芳香を漂わせます。
冬の寒い時期に咲く花木として、その香りと共に愛でられてきました。
花の後に葉がつき、初夏頃に実をつけます。

入口花壇


場所:管理事務所手前
第2・第3駐車場から管理事務所へ向かう道中、交差点のすぐ側にある花壇です。
大池沿いの花壇と同じく、明るくカラフルで元気が出る色合いのパンジーやノースポール等が咲き、ご来園される方をお迎えしています。

クロガネモチの実


科名:モチノキ科
場所:スポーツハウス横、園内各所
クロガネモチは常緑樹のため、実をつける冬場でも緑の葉を残しています。
公園をはじめ、街路樹や庭木としても植栽されています。
鮮やかな赤い実は真冬の間も残り、鳥たちにとって餌が少なくなる時期の貴重な食糧になります。

見ごろの植物マップ(PDF)はこちらからダウンロードできます


FOLLOW US