木々の芽吹きから咲き誇る花々、春の初めは冬鳥にも春鳥にも出会えます。
虫たちの活動も始まり、生き物の動きを感じられる季節です。
【鳥】
科目: スズメ目 エナガ科
特長:長い尾を柄に見立てて「エナガ」と呼ばれています。白く丸いフワフワした見た目から大変人気のある野鳥です。
科目: スズメ目メジロ科
特長:その名の通り、目の周りが白く縁取られていることが特徴です。
科目: スズメ目ヒタキ科
特長:「ホーホケキョ」という鳴き声で、「春告鳥」とも呼ばれています。
【虫】
科目:ヤンマ科
特徴:胸部に黒い筋が2本あるところからこの名がつきました。丘陵地の木が生い茂るような暗い池や、山間の池などに生息します。
科目:サナエトンボ科
春もっとも早く出現するトンボの一種です。
腹長33~36mm、後翅長27~30mmほどの小さな体です。
園内長池付近で見られます。
【植物】
科名:バラ科
場所:花木園
時期:4月中旬
八重桜があり、以下のような種類が観られます。
【カンザン】
八重桜の代表的な品種です。 花は濃紅紫色で大輪、八重咲きで、花弁は多いと50枚を超え見応えがあります。 遅咲きで、花持ちが良いことも特徴で、長い期間楽しむことができます。
【ショウゲツ】
淡紅色で優美な桜です。 花弁の裏が明るいピンクで表は白に近い緑色、 満開になるとほぼ白色になります。 花弁数は21~26枚の八重桜で大輪咲きです。
科名:マメ科
場所:藤棚池
時期:4月下旬~5月上旬
長い穂のような花序を垂れ下げて咲く、つる性の花木で、多くの園芸品種があり、現在では世界各地で植えられています。藤棚池には白いフジもあり、見ごろには写真撮影に多く来られます。
科名:ツツジ科
場所:水仙郷
時期:4月中旬~下旬
花の形や大きさ、咲き方、咲く時期など多様で、江戸時代以来、私たちの生活になじみ深い花木です。 なかでもクルメツツジは、花は小形で鮮明に発色し、花付きがよく、変化に富んだ多くの品種があり、鉢植えや庭植え、盆栽にしても楽しめます。
科名:バラ科
場所:バラ園
時期:5月上旬~6月中旬
花の女王とも呼ばれるバラ(薔薇)。気品のある美しい姿と良い香りを持ちます。歴史は古く地上に現れたのは5,000万年以上もの昔と言われています。春の一番花は華やかで大きく綺麗な形の花をつけ、咲きそろう時期はバラ色の世界です。
とんぼ池公園では約200品種、約2300株のバラを植栽しています!
科名:ユリ科
場所:大池沿路
時期:4月上旬
すっと伸びている姿が美しく花色や咲き方(お花の形)が様々です。春を象徴する美しい花です。
大池園路沿いに、10000球の植付がされています。
科名:キク科
場所:ダリア園 大池周辺園路
時期:5月下旬~7月
ダリアは豪華で力強く咲く大輪種から、優雅な中輪種や可憐な小輪種、
シンプルな一重咲きや変化咲きなど品種が非常に多く、大小さまざまで古くから親しまれています。
科名:バラ科
場所:長池のエントランス付近
時期:5月中旬
花の重みで枝が弓なりになりながら、白い小さな毬のような花をたわわに咲かせます。
栽培が容易で古くから栽培され、切り花としての利用も人気があります。
科名:エゴノキ科
場所:あじさい園奥(東屋手前)
時期:5月上旬
穂状の白い花が垂れ下がるようにして開花し、その花姿が白雲に例えられることが名前の由来とも言われています。
開花中は、爽やかな良い香りが漂います。
科名:モクセイ科
場所:長池のエントランス付近
時期:5月上旬
よくわからない木や見慣れない木につけられる言葉で、別名「ナンジャモンジャ」とも呼ばれています。
落葉する高木で大きなものだと樹高30mにもなります。白い小花を沢山咲かせ大変華やかです。
科名:モクレン科
場所:花木園
時期:5月中旬
中国原産で、花の香りはバナナに例えられるような甘い香りです。
木の大きさに比べると花は小さく色もあまり目立ちませんが、香りで開花に気づく程の芳香です。
科名:モクレン科
場所:花木園
時期:5月上旬
葉はかたく独特の形をしており、原産地では高さ60mにもなるものがあります。
直径5~6㎝で黄緑色のチューリップに似た可愛らしい花を咲かせ、別名チューリップツリーとも呼ばれています。
科名:モクレン科
場所:花木園
時期:5月下旬
大きく白いお椀型の花を初夏に咲かせます。
大木に育ち、葉も大きいため、木の上部に咲く花はたとえ大輪でも咲いていることに気付きにくいです。
花には芳香があります。