とんぼ池公園

2024.01.19

夏の生きもの

いきもの

希少なトンボが飛び交い、ツバメがあちらこちらに巣を作ります。アジサイやユリ、ヒマワリが大きな花をつけ、まだまだバラも綺麗です。一年で最も花々に出会える季節です。

【鳥】

キビタキ
科目: スズメ目ヒタキ科
特長:オスは黄色と黒・メスはオリーブと茶色。
林の中でピチュリーピピリリィなど色々なパターンの金属的な鋭く通る声でさえずります。

オオヨシキリ
科目:スズメ目ヨシキリ科
特徴:名前は、ヨシを切り裂いて中にいる獲物を捕食することに由来しています。大きな口を開けて「ギョギョシ、ギョギョシ、ケレケレ」と真っ赤な口内を見せて大きな声でさえずります。

ツバメ
科目: スズメ目ツバメ科
特長:北海道から九州までの地域に夏鳥として飛来し、人家などに泥でできたおわん型の巣をつくります。

ホトトギス
科目: カッコウ目カッコウ科
特長:主にウグイスやオオヨシキリ等の巣に托卵し、ヒナを育ててもらいます。鳴き声は「テッペンカケタカ」とも聞こえます。

ヒバリ
科目: スズメ目ヒバリ科
特長:九州以北に住んでいますが、積雪のある地域では秋冬に暖地へ移動します。頭頂に冠羽があります。
【虫】

チョウトンボ
科目:トンボ科
特徴:池や沼地などで、金属のような光沢を放つ羽を羽ばたかせながら、名の通り、蝶のようにひらひらと舞います。

オオヤマトンボ
科目:エゾトンボ科
特徴:エゾトンボ科の中では最も大きく、顔面にある2本の黄色い横条が特徴です。

ギンヤンマ
科目:ヤンマ科
特徴:オスとメスで腹部の色が異なり、オスは青色で下腹部が銀色をしています。メスは緑色です。

ウチワヤンマ
科目:サナエトンボ科
特徴:ヤンマの名前が付いていますが、サナエトンボの仲間。腹部の先が団扇(うちわ)のように大きく広がっているのが特徴です。

シオカラトンボ
科目:トンボ科
特徴:もっとも普通にみられるなじみの深いトンボです。和名の由来は、オスの腹部に生じる白い粉が塩辛昆布の白い塩に似ていることからです。

コシアキトンボ
科目:トンボ科
特徴:体は黒い色をしていますが、お腹の上部だけが白く腰が開いているように見えるところが和名の由来です。素早く飛び、日中ほとんど止まることのないトンボです。

ショウジョウトンボ
科目:トンボ科
特徴:オスは全身が最も赤くなるトンボで、名前は中国の伝説の動物「猩猩(ショウジョウ)」に由来しています。
【植物】

アジサイ
科名:アジサイ科
場所:あじさい園
時期:5月下旬~6月下旬
ドイツ人医師シーボルトなどが手まり咲きのホンアジサイを持ち帰って品種改良が盛んに行われ、
多様な品種を持つ「西洋アジサイ」として、日本に逆輸入されています。
約50品種、約10000株のアジサイを植栽しています!

ユリ【スカシユリ】
科名:ユリ科
場所:ユリ園
時期:5月下旬~6月中旬
ユリの多くは下向きに咲きますが、スカシユリは上向きに咲くのが大きな特徴です。
花色はさまざまで、オレンジや白、黄色、赤、ピンクなどがあります。
新しく出来る水辺の広場奥「ユリ園」には、約20000球を植え付け予定です。

ヒマワリ
科名:キク科
場所:大池沿路
時期:8月
明るく鮮やかな黄色い花が元気を与えてくれる植物です。観賞以外にも、タネを炒って食用にしたり、油を搾ったり、飼料に利用することもあります。

ネムノキ
科名:マメ科
場所:管理事務所前、藤棚池
時期:6月下旬
ネムノキの葉はオジギソウとは違い触っただけでは閉じません。夜になるとゆっくりと自分で閉じます。
それがまるで眠るようなので「眠りの木」、それが次第に「ねむの木」に変化し、木の名前になったようです。

アガパンサス
科名:ヒガンバナ科
場所:バラ園、あじさい園、花木園、園内各所
時期:6月下旬~7月中旬
花が咲く前は、ねぎ坊主のような姿ですが、このねぎ坊主のような部分の皮が破けて花を見せます。
日本特有の梅雨時期でも元気いっぱいに育ちます。

アメリカノウゼンカズラ
科名:ノウゼンカズラ科
場所:花木園トイレ前
時期:6月下旬~8月中旬
北米原産の落葉ツル植物。中国原産のノウゼンカズラと似ていますが、全体的に小型で花は一カ所に集まって咲きます。
花筒が長く色は濃い赤色が多いですが、黄色いものもあります。こちらの公園ではこの2色をご覧いただけます。

クチナシ
科名:アカネ科
場所:花木園、園内各所
時期:7月上旬~7月中旬
梅雨の中頃~終わりに径6cm前後の純白の花を開きます。花は甘い芳香を強く放ちます。花びらは肉厚で、時間の経過とともに黄色っぽくなります。
花の時期は花木園全体に甘い香りを漂わせています。

ムクゲ
科名:アオイ科
場所:花木園
時期:7月上旬~9月上旬
中国などの東アジアを原産とする落葉樹。世界中の温帯で広く育てられ、日本では江戸時代から多くの品種が作られています。
園内には一重と八重咲きがあり、色はピンク、白、紅紫などがあります。

サルスベリ
科名:ミソハギ科
場所:ふれあいの森小高い丘 園内各所
時期:7月下旬~9月上旬
「百日紅」の別名どおり夏から秋にかけて次々と開花します。
木肌がつるつるした特徴をもち、サルも滑るというたとえからさるすべりといわれています。あまり大きくならない珍しい矮性もあります。

ノリウツギ
科名:アジサイ科(ユキノシタ科)
場所:あじさい園
時期:7月中旬~8月中旬
ノリウツギは、アジサイの見頃が過ぎつつある時期から咲き始めます。
和名は樹皮から紙を漉(す)く際の糊をとったことに由来します。

FOLLOW US

TOPICS