とんぼ池公園

2024.01.19

秋の生きもの

いきもの

水辺に渡り鳥が少しずつ飛来し、落葉樹も赤や黄色に色づきます。いろいろな種類のどんぐりを見ることもでき、虫の鳴き声は一段と大きくなります。秋のダリア、バラ、コスモス等が咲き、艶やかな紅葉と併せて贅沢な季節です。

【鳥】

モズ
科目:スズメ目モズ科
特長:モズは他の鳥の声をまねるのがうまく、そのためモズを漢字で「百舌鳥」とあらわします。

ジョウビタキ
科目:スズメ目ヒタキ科
特長:端正な姿とカラフルな色調で人の目を引き付ける魅力的な野鳥です。

エゾビタキ
科目:スズメ目ヒタキ科
特長:日本では繁殖しておらず、主に秋に通過する旅鳥です。低山地、平地の林に渡来し、市街地や公園でも見られています。

オシドリ
科目:カモ目カモ科
特長:オシドリは全長45cmほどの小型のカモで、オスがとても美しい羽根色をしています。
【虫】

リスアカネ
特徴:はね先が茶色の小さなアカネトンボ。木陰のある池で見られます。

アキアカネ
特徴:はね全体が透明のアカトンボ。頭や胸も赤くなりません。

ナニワトンボ
特徴:2007年のレッドデータブックの改訂によって,絶滅危惧 II 類にリストされました。「浪速」大阪で発見されたのが名前の由来です。オスは青灰色をしたトンボですが,分類学的にはアカトンボのなかまとされています。
【植物】

ダリア
科名:キク科
場所:花木園入口付近と大池園路
時期:10月上旬~11月中旬
花の女王と呼ばれ、バリエーションも豊富な上、多種多様な花姿が魅力的です。
日本でも広く親しまれていますが、世界でもガーデンを彩る園芸植物として人気があります。


秋バラ
科名:バラ科
場所:バラ園
時期:11月上旬~12月中旬
秋の昼夜の気温差はバラの花色をより鮮やかにするため、より深みのある色をお楽しみいただけます。漂う香りは、異空間にいるようです。

ヒガンバナ
科名:ヒガンバナ科
場所:第1駐車場水仙郷側信号付近
時期:9月下旬
昔から動物除けの為、水田などの耕作地や人家周辺など人が生活を営む範囲に多く植えられ、人との関わり合いの深い植物です。
地方ごとの呼び名(方言名)が多いのは、古くから身近にあった植物のあらわれです。

フヨウ
科名:アオイ科
場所:花木園藤棚池前と水仙郷
時期:9月下旬~10月中旬
古くにはフヨウの樹皮は下駄の鼻緒や和紙の補強剤、縄などに加工されて身近な生活用品として使われていました。
暑さにめげず、毎日のように次々と花が咲きます。

コスモス
科名:キク科
場所:大池周辺園路
時期:9月下旬~10月下旬
日本では秋の風物詩として知られています。星がきれいにそろう宇宙のことをcosmosと呼び、花びらが整然と並ぶこの花もcosmosと呼ぶようになったと言われています。ピンクや赤・白など、大池沿いコスモスロードが素敵です。

ヘメロカリス
科名:ワスレグサ科
場所:バラ園五段花壇横
時期:9月中旬~10月中旬
花の形がユリに似ていることと、咲いたら一日でしぼんでしまう一日花であることから英名ではDaylily(デイリリー)と呼ばれています。
一日花ではありながら、1本の花茎にたくさんのつぼみをつけてどんどん咲きます。

タマスダレ
科名:ヒガンバナ科
場所:あじさい園
時期:9月下旬~10月下旬
タマスダレ(玉簾)は別名「レインリリー」と呼ばれ、まとまった雨後に一斉に花茎を伸ばし開花することに由来します。
和名は、純白の宝石のような花を「玉」、細長い葉が集まっている様子を「すだれ」に見立てて付けられたと言われています。

パンパスグラス
科名:イネ科
場所:水と緑の音楽広場大池側
時期:9月下旬~12月
南米(ブラジル・アルゼンチン)原産、高さは2∼3mにも及びます。ほこり取りのモップのような穂状の雄大な花穂をつけます。
名前の由来は、英名で南米の大草原(パンパス)に生えている草(グラス)という意味です。

キンモクセイ
科名:モクセイ科
場所:園内各所
時期:10月中旬~下旬
常緑小高木で、モクセイの変種です。秋に橙黄色の花を咲かせて甘い香りを放ちます。特に夜間は、近くになくても香りが感じられるほどに強く香ります。
ジンチョウゲ、クチナシと合わせて、日本の三大芳香木のひとつに数えられています。 

紅葉
場所:もみじ谷 あじさい園 園内各所
時期:11月上旬~12月中旬
アメリカフウ、ハナミズキ、ナンキンハゼ、イチョウ、メタセコイヤ、モミジ等、寒さにあたって赤や黄色、オレンジに移り変わっていく姿は圧巻です。

ドングリ
科名:ブナ科
場所:園内各所
時期:9月中旬~11月下旬
クヌギ、コナラ、アベマキ、スダジイ、アラカシ、マテバシイ、シラカシ等、様々などんぐりが秋になると園内を飾ります。

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